tpt Workshops & tptシアターコース
tptワークショップは何かメソッドを“教える”“教わる”のではなく、身体的、想像的エクササイズを出発点に、俳優があらゆる想定の枠を外して、身体全部の感覚から生まれる「観察力」「想像力」を自分から試し、失敗を繰り返し<戯曲と俳優> <演出と俳優> <俳優と俳優>の関係をいかに生きたものにするかを、参加メンバー全員で実験する、芝居が出来上がるまでのプロセスの素朴な原始的な仕事の始まりです。
プログラム(上演作品)、スケジュール、キャスティングなどの公演の枠組みはワークショップを経て決まっていきます。
ですから、リハーサルプロセスは単に“台詞を練習し、動きを確認する”ための「稽古の場」ではなく、
ひとつの舞台作品を豊かに作り上げるために不可欠な俳優の自発的な「想像力」をエンジンに、演出家とともに如何に生きて舞台に存在するか、如何にシーンを生きたものにできるか、失敗を恐れず実験する
「創造の現場」です。
「公演」は、ワークショップ、リハーサルで獲得した真に生きた身体で舞台に存在し、自分たちが信じることのできる物語、私たちの生きる世界と私たちとの関係の物語を「舞台」からとどけ、「観客」と分かちあい、さらに成長していく「場」です。
tptシアターコースは “ゆるやかな劇団” のメンバーとして、1シーズンを通していくつものワークショップ、リハーサルプロセス、「公演」などtpt2014シーズンの活動に参加、共有していただくプロジェクト、
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tptは1993年ベニサン・ピットで旗揚げからこれまで活動の重要な核として、若い演出家、デザイナー、俳優のための多様にワークショップを実施、そこからTPTフューチャーズプログラムというタイトルで多くの「公演」が生まれ、それぞれ高い成果を上げています。
‘95『チェンジリング』‘96『ピアノ』‘97『マッチ売りの少女』’98『勝利』『楽屋』『春のめざめ』‘00『地獄のオルフェ』‘02『BENT』 『火あそび』‘04『ANGELS in AMERICA』読売演劇大賞優秀作品賞‘06『血の婚礼』同最優秀デザイナー賞『スラブ・ボーイズ』同優秀作品・演出家賞‘07『三人姉妹』『ここからの距離』『PIAF』‘08『ミステリア・ブッフ』『ミザントロオプ』『広い世界のほとりに』’09『ウルリケ マリア スチュアート』など…。