2012年3月アーカイブ

tptWorkshop-2012 アクターズ・ワークショップ

イギリス最深の湖の名をタイトルにしたサイモン・スティーヴンズの新作『Wastwater』を

テキストに翻訳家広田敦郎さんによる短期集中のテキスト・ワークショップがスタートしました。

A Number』キャリル・チャーチルから『Wastwater』サイモン・スティーヴンズ、


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現代イギリス演劇を代表する劇作家の文体の違いに参加メンベーはとまどいながらもだんだんに楽しみ始めています。

A Number』は来週11,12,13日に特別クラスを実施します。


A Number を読む!

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tptWorkshops-2012 アクターズ・ワークショップ


ラテンの女たちのいのちのみなもとを探った『ベルナルダ・アルバの家』ワークショップが昨日で一区切り、

翻訳家常田景子さんと『A Number』を読み始めました。

女優さんたちの熱気に溢れていたtptスタジオは参加メンバーも男優が俄然多くなり、雰囲気もかなり変わってきました。

常田さんはかつて劇団noiseの女優だったころ“ワークショップ隊長”と呼ばれていたそうで、

颯爽と軽やかにエキササイズでワークショップがスタートしました。


tptWorkshops-2012②
アクターズ・ワークショップ
<イギリス・アメリカ現代戯曲を読む>

3.6()〜3.16() @tptスタジオ

,われわれにとって必要な世界の戯曲ピックアップし、上演するにあたってtptでは、新作書き下ろし上演台本を構築するのと同様に、それぞれの作家の文体、言葉→日本語というプロセスを特に大事にしています。これまでのワークショップ、リハーサル参加者からよく「台本はどう読めばいいのか?読み方は?」というのがあります。このワークショップでは湯浅芳子・小田島雄志戯曲翻訳家賞を受賞している常田景子、広田敦郎を中心に、英米の現代戯曲三作品について、“なぜ”という好奇心と想像力で台本を読む、言葉を聴く、人物分析、解釈、戯曲からシーンを立ち上げることを実践し、参加者全員でこの問題を考えたい。

A. サイモン・スティーヴンズ作 『Wastwater ウォストウォーター』

広田敦郎/訳  7〜8月上演(tpt83日本初演)予定

三つの物語がミステリアスに絡む特別な構造と文体を持つ最新作をテキストに、解釈、言葉を聴く、

人物を探る、シーンを立ち上げる、翻訳者と俳優によるテキスト・ワークショップ。このあと夏に、上演に向けて演出家によるプロダクション・ワークショップ実施します。

サイモン・スティーヴンズ(イギリス)

『広い世界のほとり』(tpt69広田敦郎訳 千葉哲也演出2008年日本初演)

『ポルノグラフィ』(広田敦郎訳 2011年日本初演)『ハーパー・リーガン』

B. キャリル・チャーチル作 A Number

常田景子/新訳・演出

tpt50 A Number』(常田景子/訳 サーシャ・ウェアーズ/演出 小林勝也・手塚とおる/出演 2005年上演)を、

あらたに演出家の視点、今の視点から改訂新訳、俳優と共にシーンを立ち上げる。

キャリル・チャーチル (イギリス)『トップガールズ』『クラウドナイン』

C. デヴィッド・マメット作 『アメリカン・バッファロー』

/広田敦郎 演出/門井均

tpt53 2005年上演『アメリカン・バッファロー』に新しい光をあて、シーンを立ち上げスタジオでの発表会までを予定。

ヴィッド・マメット(アメリカ)『グレンギャリー・グレンロス』『オレアナ』『シカゴの性倒錯/カモの変奏曲』(tpt47 2004年上演)


●エキササイズ/テキストワーク(分析・言葉)

●募集:1クラス(14時-17時) 女優10名 男優10 

●参加費:30,000円

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