舞台写真館。
ゲネ直前の様子。
黒子衣装を着つつ待機している女優陣とセット上でアップしている村人陣。
僕もこの時は羽織、袴で豪華な衣装を着させて頂いておりました。
そんな格好で、緊張ピリピリムードの中、
何故のんきに写真を取っていたのかは…当人としても大分不思議です。
以下は、舞台全景、舞台奥階段、サイドの段差、客席の写真。
装飾は大分シンプルですが、舞台面に藁を敷き詰め、傾斜がかかっております。
その為、客席側の段差と舞台奥側の段差では高さが数十センチ異なります。
大分高いです。殺陣のシーン等は怪我には気をつけつつ、皆、緊張感をもって臨んでおります。
真っ直ぐ立てないので、俳優に常に負荷を与えることにより演劇的な効果を生み出します。
客席は…旧ベニサン椅子です。懐かしいと思われる方も大分いらっしゃるようです。
流石にキレイに藁が敷き詰められております。
残り3ステージとなった現在では、歴戦の後を物語るが如くビンテージジーンズのようになっています。
本日からいらっしゃるお客様には違いを楽しんでいただければと。
おびただしい数の照明が天井につられております。
無骨に並ぶ機械達。
床を這うコード。
家庭用ではあり得ないサイズの巨大スピーカー。
金属の持つシャープな空気感を身近に感じられるのもまたこういった小劇場のいいところです。
音響さんと、照明さんのブース。
スタッフさん同士の会話はいつも、
「さっきの〇…◇ωを?μ∴τしといて」
位に聞こえます。
正直、複雑すぎて全く分かりません。
演劇というジャンルはそのものはアナログではありますが、その一部は本格的にデジタル化。
昔話を裏側から支えているのが最新鋭の機材達。
実際に劇場に足を運んだとき、そういった見方が出来ると、待ち時間がちょっと楽しくなりますよ。
こでら