もう中日ですか…。

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錦糸町を歩いていると「550円」の中華系定食の看板が目立ちます。
この値段の基準は何なのか不明ですが統一事項なんですかね。
僕も何件かまわっていますが美味い店もあるので、
観劇のついでにお気に入りの「550円」定食を探すのもアリかと。

早いもので、既に中盤。
明日(…既に今日)はマチネ・ソワレ。
実はこれ、体力的には結構ハード。
終演後に真那胡さんが、

「俺、痩せたのかなぁ。」

と手鏡を覗き込みながら呟いておられました。
お客様に言われたのだそうです。
とにかく喋りっぱなしの役柄なので大変そうです。

全体としてもハードなシーンが幾つかありまして、女優陣の群舞もその一つ。
振付担当の伯鞘さんは稽古中ずっと、

「あたし、なんでこんなめんどくさい振付にしたんやろ」

なんて嘆いていたにも関わらず、
女優陣が振付を渡された次の日には全員踊れたのは驚きました。
皆様、流石でございます。
序盤の傘を使った力強い群舞と、
中盤でのこれまた真那胡さんを中心にしたセクシー(?)な群舞は見ものです。

また今回は時代劇ということもあり立ち回りが出てきます。
そこでは亨さん・千葉さんがこだわりを見せます。
僕も含め、皆細かく丁寧に指導を受けており、貴重な体験です。

特にラストの村人達と男の大立ち回りは必見。
迫る役人衆の降り注ぐ弓矢の中、
突きつけられる男の刃に怯え逃げ惑う弱き村人達。
ただ見つめることしか出来ない小菊。苦渋の選択を下すじいさま。
ほの暗くもエッジの効いた照明。
叙事とも叙情とも言い難い音響。
舞台上の効果全てが巧妙に且つ情熱的に絡み合い、艶っぽく輝いています。

いい作品に仕上がりました。
観に来てください。

こでら

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このページは、tptが2011年11月24日 02:58に書いたブログ記事です。

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