Voices of LIFE - tpt 2011 秋/冬

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 tpt79『大と小』@上野ストアハウス

F1010004.jpg 深い洞察とシャープな切れ味の手塚演出、
きらきら輝くような存在感と説得力豊かな宮本裕子さんの演技、
魅力的な個性に富む若々しいアンサンブルが見事に結実した
『大と小』は、9.11熱い喝采を受けながら、
国際水準の成果を上げ、幕を閉じました。ありがとうございました。
ひとつ、たいへんつらい、残念なお知らせがあります。
『大と小』の強く美しいセットをデザインしてくださった礒沼陽子さんが、
千秋楽からしばらくして、お亡くなりになりました。
礒沼さんは外国の演出家、美術家たちから愛され、その才能は高く評価されていました。
tpt@ベニサン・ピットではデヴィッド・ルヴォー演出『令嬢ジュリー』、
ロバート・アラン・アッカーマン演出『橋からの眺め』などなど、
数多くの傑作舞台を生み出してくれています。
手塚さんが出演した『アメリカン・バッファロー』も素晴らしい美術でした。
無念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。

写真は上野ストアハウスの前の通りから見えたスカイツリーです。
夏も終わり、秋も深まりはじめ、
tpt-2011〈下町シリーズ〉はさらに加速します。

11月 tpt80 『袴垂れはどこだ』 @ すみだパークスタジオ 倉(錦糸町)
12月 tpt81 『プライド』 @ d-倉庫(日暮里)

スカイツリーを臨む東京下町の小劇場から連続公演をお届けします。
ご期待下さい。







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このページは、tptが2011年10月 8日 20:18に書いたブログ記事です。

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