『大と小』from tpt riversideスタジオ

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ロッテの旅……
tpt19thシーズン、ピンター作『恋人』のサラ、ロルカ作『イェルマ』のイェルマも、それぞれの社会における
制度としての「結婚」、女性の生き方、アイデンティティを探っています。
ボート・シュトラウス作『大と小』のロッテも夫に拒まれ、自分の居場所を探し、世界を駆け抜ける旅をします。
ロッテを演じる宮本裕子さんは読売新聞のインタビューに、
「ロッテが次第に狂う、静かに壊れる、微妙に社会とずれてしまう役を演じたら、私の精神状態も限界に
追いつめられる」と答えています。
1978年、ドイツの巨匠ペーター・シュタイン演出によって世界初演された『Gross und klein 大と小』。
アカデミー賞女優ケイト・ブランシェットはこのロッテを演じることを切望し、リュック・ボンディ演出により
ホームグランドのシドニーで今年12月、そして来春ロンドンでの上演が決まっています。

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このページは、tptが2011年8月25日 15:49に書いたブログ記事です。

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